2007年3月5日月曜日

ヤコブ病

薬害ヤコブ病 大津訴訟、最後の和解成立(2007年3月5日 読売新聞より)
汚染されたヒト乾燥硬膜を移植されクロイツフェルト・ヤコブ病を発症した患者らが国や製薬会社などに損害賠償を求めた薬害ヤコブ病大津訴訟で、2005年に提訴した金沢市内の男性患者(06年に39歳で死亡)の和解が5日、大津地裁で成立した。和解額は請求通り7480万円。患者や遺族が1996年から起こした計42件の大津訴訟は、これですべて和解したが、原告患者42人は全員死亡。ヤコブ病は潜伏期間が長く、新たな発症者が出る可能性もある。東京訴訟では和解協議が続く。遺族らは支援を誓い、薬害根絶を願った.
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硬膜移植によるヤコブ病の問題、イギリスの狂牛病騒動により「プリオン病」は注目されるようになりました。CJDの患者さんは、まれに見ることはあります。ただ孤発型の場合の生前早期診断は難しく、解剖してみないと最後まで解らない場合もあります。

★プリオン病
◎クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)
◎ゲルスマン・ストロイスラー・シャインカー病(GSS)
◎致死性家族性不眠症(FFI)