2007年3月7日水曜日

高次脳機能障害の支援

医学界新聞2007年2月19日の記事より
高次脳機能障害支援のために

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高次脳機能障害は、「見えない障害」といわれ、脳卒中や事故などによる脳損傷に基づく精神症状を指し、記憶・注意・思考・言語などの知的な機能に障害が起こり、生活に支障を来たすことをいいます。この障害は、社会に出て初めて障害が顕在化することがあります。この高次脳機能障害者の支援のため2001年より5年間「高次脳機能障害支援モデル事業」が実施されました。この事業を通して高次脳機能障害の患者さんに対する医療・福祉サービスの提供が可能になってきました。

神経内科の患者さんにも、脳損傷による高次機能障害の方が来られます。当院リハビリテーション科でも、言語療法士による高次脳機能障害の評価、リハビリテーション療法を施行しております。

★日本高次脳機能障害学会(旧失語症学会)
★高次脳機能障害支援 福岡県身体障害者リハビリテーションセンター 福岡県の高次脳機能障害支援の情報があります。
★高次脳機能障害ハンドブック―診断・評価から自立支援まで