2007年4月3日火曜日

DNA修復タンパクが減少  難病の神経変性疾患で

DNA修復タンパクが減少 難病の神経変性疾患で 2007年04月02日 18:59 【共同通信】
DNA損傷修復メカニズムの破たんが神経変性を引き起こす

Nature Cell Biology 9:402-414,2007

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DNA修復酵素であるHMGBは、ポリグルタミン病の原因遺伝子であるハンチンチン遺伝子やataxin遺伝子と結合する。しかし、それが神経細胞核で減少するために神経細胞死が誘導されるとのことです。
何らかの刺激で破壊されたDNAがうまく修復されずに機能障害を起こすことで神経細胞が死んでいく。これも重要な病因の一つなのでしょう。