2007年4月7日土曜日

第9回福岡神経内科疾患研究会

4月6日第9回福岡神経内科疾患研究会に参加しました。
高橋良輔 京都大学大学院医学研究科脳病態生理学臨床神経学教授
「パーキンソン病のメカニズム」

高橋良輔先生は、神経変性疾患の変性細胞死における異常蛋白質の蓄積を研究されておられます。
パーキンソン病の黒質神経細胞でPAEL-receptorが小胞体に異常蓄積していることを証明し、小胞体ストレスによる神経細胞死を提唱しておられます。異常蛋白の分解過程におけるユビキチン-プロテアソーム系の蛋白分解異常は神経変性疾患のKEYでしょう。