2007年4月22日日曜日

第14回福岡ALSケア研究会

平成19年4月21日 第14回福岡ALSケア研究会が開催されました。

当院からも以下の一般演題2題発表させていただきました。

1.村上華林堂病院におけるALS診療の紹介  演者 菊池仁志 
2.当院の神経難病病棟における在宅療養支援の現状 -事例を通してー  
  演者 3階病棟師長 深川知栄

特別講演は以下の2題のお話がありました。
佐賀大学理工学部 知能情報システム学教授 新井康平先生の「ALS患者の視線によるコンピューター入力、意思疎通を可能にするシステム」では、視線による入力システムを開発し、ALS患者さんの新しいコミュニケーションシステムを開発されておられました。今後は企業との連携により商品化が期待されます。
東北大学神経内科教授 糸山泰人先生が「ALS患者さんに私共が出来ること」で、東北大学神経内科でのhepatocyto growth factorを用いた新しいALSの治療法の開発や全国的な神経難病ネットワークのお話をされました。

病棟の看護スタッフが研究会で発表する事は、大変すばらしい事だと思います。
今後もさまざまなスタッフに発表してもらい、医療の質を向上させていきたいものです。