2007年6月30日土曜日

村上華林堂病院 開院25周年記念

先日(6月29日)当院の開院25周年記念パーティーがシーホークホテルにて開催されました。
特別講演は九州大学神経内科吉良潤一教授より「福岡県重症神経難病ネットワーク10年の歩み」に関する御講演をいただきました。
祝賀会では、チェロの演奏や感謝状の贈呈など、たいそう盛り上がった会でありました。開放型登録病院の先生方も数多く参加され、総勢200人程度は集まっていたと思います。

村上華林堂(病院)の由来については、中津奥平藩の御殿医である村上医家6代目村上玄秀の屋号であります。本院は中津の村上記念病院として現在村上12代目が継承し、創業300年を迎えております。村上華林堂病院はこの村上記念病院の分院であり、今年で25周年になります。村上記念病院は中津の観光名所の一つになっており、村上医家資料館に代々の歴史産物が保存されております。
村上医家思想は「医も亦自然に従う」(病を看るより病人を看よ)であり、病気だけにとらわれず、苦しんでいるその人を看よという考えです。かくゆう私も村上医家の末裔でありまして、この思想を大切にしていきたいと思います。