ミノサイクリンはその抗炎症作用より、ALSの治療薬として期待されていましたが、残念ながら逆の効果であったとの報告でした。
Efficacy of minocycline in patients with amyotrophic lateral sclerosis: a phase III randomised trial. Lancet Neurology 2007; 6:1045-1053
しかしながら、ドパミンアゴニストの光学異性体KNS-760704やAL-08とセレコキシブとのカクテル合剤での治療薬の開発が期待されているようです。
ALSに関する最新の情報は、米国筋ジストロフィー協会のMDA/ALS news Magazineや米国コロンビア大学のnews letterをご参照下さい。