2007年3月18日日曜日

第2回地域完結型在宅ケア研究会

第2回地域完結型在宅ケア研究会に参加しました。

今回のテーマは、「在宅リハビリテーションを考える」
主に福岡市内で在宅診療を行っている病院、訪問看護ステーションなどにおける在宅リハに関する講演会でした。在宅リハへの連携パス、介護保険上の訪問リハの利点と問題点、なぜ在宅リハか?在宅短期集中リハの問題点などと言った内容で7名の演者が発表されました。
山下智範氏(あい愛訪問看護ステーション 理学療法士)の話で、やはり自宅では患者さんの自己決定権があるが、病院ではそれが制限されることが、患者さんが在宅を望む理由であると言われ、大田仁史先生の「元気を失わせる理由」を引用され分かり易く解説されていました。★大田仁史先生の著書
たけとみクリニックの武富先生は三好春樹先生関係障害論の話をもとに認知症老人の在宅ケアの話をされました。
★三好春樹(みよしはるき):生活とリハビリ研究所を主宰する理学療法士。「介護覚え書」が新しいケアの教科書として注目を浴びている。現場に絶大の人気。著書に「老人の生活ケア」「老人の生活リハビリ」(医学書院)「老人介護Q&A」(雲母書房)「生活リハビリとはなにか」(筒井書房)など多数。近著「じいさん・ばあさんの愛しかた」(法研)は初の一般の人向けの書きおろしとして出版、話題になっている。現在、次の一般書も執筆中。1950年生まれで、二人の男の子がいる。血液型はA型。