平成21年12月20日佐賀県で 「在宅重症難病患者への地域ケア研修会」 にて講演させていただきました。
当日は、北里大学神経内科講師の荻野美恵子先生とともに「レスパイト入院」のお話をさせていただきました。今後佐賀地区で在宅神経難病患者さんの救済のための支援体制を確立していく試みの一環でありました。在宅神経難病患者救済には、地域によって行政の果たす役割が大きく異なっていると思いますが、佐賀県の場合も今後行政の支援が重要になっていくと思います。100名ほどの参加者で、現場の先生からの活発な意見がでて、熱心な姿勢が感じられました。
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佐賀中部在宅重症難病患者への地域ケア研修会
主催 佐賀中部重症難病患者地域ケア・システムネットワーク会議
佐賀中部保健福祉事務所
共催 財団法人 地域社会振興財団
後援 自治医科大学
日時 平成21年12月20日(日曜日)
12時35分~16時50分 (12時00分~受付)
場所 佐賀市保健福祉会館(愛称:ほほえみ館)
内容
(1)講演(1)「在宅人工呼吸療法とレスパイト入院について」
北里大学医学部神経内科学講師 荻野 美恵子医師
(2)「レスパイト入院-在宅神経難病患者・家族の救済のために」
村上華林堂病院 副院長・神経内科部長 菊池 仁志医師
座長 おそえがわ脳神経内科 小副川学院長
(2)パネルディスカッション
パネリスト
荻野 美恵子医師(北里大学医学部神経内科学)
菊池 仁志医師(村上華林堂病院副院長・神経内科部長)
北野 晃祐理学療法士(村上華林堂病院リハビリ科長)
雪竹 基弘医師(佐賀大学医学部附属病院神経内科講師)
片桐 都茂子看護師(NPO法人訪問看護ステーション陽だまり所長)
コーディネーター
原 英夫医師(佐賀大学医学部神経内科診療教授)